ライブハウスで演奏する際、PAさんは、「キックください」とか言ってリハーサル始めますよね?
PAのいる場所には、ミキサー(卓といいます)が置いてあり、全ての演奏する楽器をミックスしてモニタースピーカーに出力するという仕事をしています。
エレキ関係(ギター、ベース)も、多くの音色を持つ場合があるので、「他に音はないですか?」と聞かれます。
これは、レベル調整といって、各音色のレベルがどれだけあるかをチェックしているのと、周波数の関係をチェックしています。例えば、ソロ用の音色ですと、知っている人は、「ゲインが上がります」「ブーストします」とちゃんと言いますが、無言で音色を変えて弾いている方も多いですね。
何のためにリハーサルをやっているのかを知ると、そこでどんな会話をすれば良いか、しっかり見えてきます。
そういう意味で、音を理解して、その音をどういう場面で出すのか、その音で外部影響はないか等、これらをしっかり考えることで、ちゃんとした演奏が出来るんですね。
ちなみに、私は各音色のレベルは調整済みで、PAさんもゲイン調整は必要ない位まで追い込んであるので、リハは速攻で終わります。
こういうのも大事ですね。
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