バンド活動をしており、ボーカル、コーラス、リードギター、バッキングギター、ベース、ドラムの6名構成で活動していました。特に、リードギターで弾いていましたが、バッキングとベースの音に負けてしまい、自分の音が埋もれてしまっていました。
これにより、音量を上げるようになってしまい、今度はボーカルにうるさいと言われ、段々立場が少なくなってきて、本当に悩んでいました。
そこで、当スクール講師に「どうしたら、自分の音がしっかりと聞こえ、他の人に埋もれないように出来るか」を相談しました。
レッスンでは丁寧に、エフェクターの使い方、イコライザーがなぜ必要なのか、音痩せと言われるのは何かなど、細かな説明を受け、そのレッスン通りに内容をすべて見直しました。
すると、バンドアンサンブルの中で、自分の音がしっかりと存在感を放ち、まるで霧が晴れて太陽が差し込んだような感覚がありました。ただ大きいだけではなく、楽曲の流れに溶け込みつつ、確実に輪郭を保った音。
その響きが他のメンバーの音と美しく絡んだ時、「これだ」と思えたのです。音作りへのこだわりが報われたようで、喜びと達成感が一気に押し寄せてきました。