音という存在を知る

「音」という存在を知ることで、ご自身が「聴いていた音」から「何でも作れる」に生まれ変わります。これは、音の存在がどういうものであるか、そして音がどういう形で表現されているのかを知ることに繋がります。

1例ですが、レッスン内容に「音痩せ」というものが何であるのか、という課題があります。多くのギタリストは、エフェクターを接続したら音痩せが酷い、あの人のサウンドは音痩せしているという話しをします。

しかし、それは音痩せなのでしょうか。ここに真意がないまま、固定概念で「音痩せ」という言葉が先行し、凝り固まった考えになり、その考えを他人に伝えている、悪循環が良く見えています。

我々は、音痩せが何で存在するのか、防止出来るものなのか、それを感じさせないためにどうするのか、色々なテクニックや考えを持って、その「存在」に対して対応します。

また、音に対してはノイズ(サーノイズともいいます)も1つの音ですが、嫌う人もいれば、これがないと駄目だという人もいます。音の存在は、このように複雑な要素で決まっています。

これらを「知る」ことで、論理的な説明ができ、その対策を論理的、物理的に出来るということがゴールです。

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