おはようございます。こんにちは。こんばんは。「おとたく」です。
今日は、エフェクターを使う方、使わない方の意見に関して、音のプロから見た場合で投稿します。
さて、アンプ直の音が最高なので、エフェクターは邪道、エフェクターは下手を誤魔化す為にある!というセリフ、どっかで聞いたことはありませんか?
あながち、間違えではない、そう断言は出来ますね。しかし、これも方向性を変えて考えると、「おいおい、大丈夫か?」といわんばかりのセリフです。
さて、ここで質問ですが、みなさんは、CDの中で曲が10曲あると仮定した上で、全部同じ歪み、同じ音、そんな曲構成のCDアルバムって聴いたことありますか?実は「あり得ない」CDになってしまいます。
私達は、「リスナー」第一、「演者」第二で考えます。リスナーは人間、人間は同じ曲調、同じ音を聴いているといずれ飽きてしまいます。
音楽理論を習得するとそうですが、概ね8小節、同じ音を鳴らすと飽きる傾向が見られるのです。つまり、「アンプ直は最高だ!」と言っている方、あなたは、リスナーの事を考えていないかも知れませんよ!
ここで、エフェクターの話しになりますが、エフェクターを多用することは、良い事でも悪い事でもありません。これは断言出来ます。
つまり、言いたいことは、エフェクターは使いなさい。使うことでリスナーは飽きないで聴くこともでき、ノリも創れたりします。
ちなにみ、私は歪み系のペダルはボードに4つ、この4つの歪みを曲毎ではなく、「この曲のこの小節に来たら」という観点でコロコロ変えます。さらに、音量もほーんの少しだけ上げて合ったりします。
これはCDミキシング、マスタリングで曲を制作した人は「あー、そうだよね!」という人もいるでしょう。
サビに向かう前に音量を上げるのは「必然的」な行為ですので、それをペダルで代用しているということです。ここまでリスナーの事を考えて演奏するのは、本当にリスナーに聞いて気持ち良く帰ってほしい、そう思うからです。サビに来てガッカリするよりも、ワクワクさせた方がいいですよね?
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